黒潮盃~秋へ向けて~

こんにちは!
芝浦工業大の平田です。

ついに、12日(日)に「大井の帝王的場文男騎手が、地方競馬通算7152勝目を挙げ、佐々木竹見さんが持っていた地方競馬最多勝利記録を更新しました!!

前回の大井開催での達成なるかというところでしたが、この開催では7150勝まで。6日(月)の浦和競馬で記録に並び、所属している大井競馬での記録更新となりました。

私、この記録達成を現地で見たいと思い、ここ2週間競馬場に通いまくっていました。
そのかいもあり、記録に並んだ瞬間、そして記録更新の瞬間を現地で見届けることができました。

記録更新となった日曜の第5レース(1200M)、圧倒的1番人気で迎えたこの競走、好スタートを切り先頭に立つと、もう場内は大歓声。すぐに和田騎手の馬が的場騎手の馬にせりかけていきましたが、的場騎手の馬が直線を向いたところで振り切り単独先頭になり、残り200Mではセーフティーリード。大歓声が一段と大きくなり、1着でゴールした後は大きな拍手。ウイニングランの際にはスタンドに向かって何度も頭を下げ、そのたびに拍手が沸き起こりました。

その後のインタビューで的場騎手は「記録が近づいてから足踏みしてしまい、7150勝も勝っているのに競馬をひとつかつことがこんなに難しいものかとつくづく感じました。」と、言っていました。

誰よりも勝ち星を積みあげている人でさえ「1勝」することの大変さを実感しているのかと思うと同時に、その大変なことを7152回もやってきたことは本当に素晴らしいことだと思いながらインタビュー、セレモニーを見ていました。


改めて的場騎手 本当におめでとうございます!!




さて、前置きが長くなりましたが、ここからは15日(水)に大井競馬場で行われる黒潮盃について取り上げます。黒潮盃は南関東の3歳重賞であり1800Mで行われます。クラシックを賑わせた馬と古馬との戦ってきた3歳馬が対決します。今年からS1になった川崎で行われる戸塚記念の前哨戦にもなります。

また、地方競馬全国交流競走となっており、各地の馬が集まるレースにもなっていて、今年は3頭が集まりました。

では今年の出走馬15頭を紹介していきます。


1枠1番  デイジーカーニバル   石崎駿
デューから3連勝し、1番人気で迎えた前走の東京湾カップは、スタートから前のほうへ付けて行き、直線で逃げていた馬に並びかけあとは抜け出すだけというようでした。
しかし残り150M付近で突然失速してしまい、騎手も軽くステッキを入れただけで追わず、結局4着に終わりました。実は直線で馬が腰をひねったそうです。
しかし、それから3か月たち、その傷も癒えたと思います。休み明けなので馬体重の増減など注意が必要ですが、地力はあると思うので実力を発揮すると面白い存在になりそうです。


2枠2番  ベルゼルク    真島大輔
昨年の6月に門別でデビューし10月から佐賀へ移籍しました。佐賀では1戦だけ崩れたものの、それ以外は3着以内で走っています。佐賀皐月賞2着や九州ダービー3着などの実績があり、佐賀では実力上位のようです。どのような走りを見せてくれるでしょうか。


2枠3番  マースインディ   藤本現暉
羽田盃、東京ダービーと南関クラシックに出走してきましたが、結果は振るわず壁に跳ね返される形になってしまいました。前走は初の古馬との対戦となり、1400Mを使い直線良い足を使い2着に入りました。
これまでの走りを考えるとこの馬の適正距離はマイルまでかなと思っています。一度1700Mでも勝っていますが、能力の差で勝ったと思います。
なので今回は少し距離が長いかなというところですが、内目の枠に入ったので道中内々をうまく周り前が崩れるレース展開になると、少しチャンスが出てきそうです。


3枠4番  キャスタウェイ   町田直希
デビューからずっと大井で走ってきた馬。しかし成績はあまり良いとは言えません(1,0,4,11)。前走の3歳戦も特に見せ場がない10着に終わってしまいました。厳しいレースになります。


3枠5番  クリスタルシルバー   的場文男
前々走の東京ダービー12番という外枠でしたが、スタートから果敢にインコースを狙いに行き、早々とインの3番手を確保し道中をロスなく周り、直線に向き完璧な手ごたえを見せ、残り50Mまで先頭に立っていましたが、最後の最後にハセノパイロに差されて本当に惜しい2着となりました。
鞍上の的場騎手の東京ダービーへの並々ならぬ思いを感じたのと同時に、ここまで完璧な騎乗があっても勝つことができない競馬の難しさというのを感じた東京ダービーになりました。
そして前走のJDDでもインの3番手を確保し、中央の強豪相手に2着とタイム差なしの4着と強い競馬を見せました。
今回も前走から比べると大分相手も下がるので、有力馬の1頭になります。


4枠6番  ワグナーコーヴ   御神本訓史
羽田盃で崩れた時には、ただ単に調子落ちがあったのかなと思っていたので、ダービーでは巻き返しなるかというレースでした。
ですがスタートで少し出遅れ、そこから追い上げていくも道中はずっと外を周らされてしまい、その影響もあり直線では完全にスタミナ切れで14着に終わってしまいました。
気がかりなのは羽田盃も東京ダービーも勝ち馬から4秒以上離されてしまっている点。
短期での逃げが叶えば好走の確率は上がりますが、包まれてしまうようだと厳しくなりそうです。


4枠7番  スプリングマン   繁田健一
東京ダービーはスタートから前に行こうとしたものの、内に入ってきたクリスタルシルバーに進路を奪われてしまいこの時点で上位に入ることがほぼ不可能となってしまいました。
これまでの成績を見ると、この馬は前に行かないと好走するのは難しいようです。元々厳しいレースになるのが予想されていただけに、前走の不利はあまりにも痛いものでした。2か月の休み明けとなる今回はまず前に行くことができるかが、焦点になりそうです。


5枠8番  クロスケ   笹川翼
前走のJDDは相手が強いことに加えて、直線で他馬と接触し進路が狭くなってしまい7着に終わりました。前々走の東京ダービーはこの馬の本来の実力を発揮し3着に入りました。
この2走はともに鞍上の笹川騎手が内々を丁寧に廻っており、ロスのない競馬をしています。前走も不利はあったものの、十分に見せ場があるレースでした。
今回、羽田盃の勝ち馬ヤマノファイト、東京ダービーの勝ち馬ハセノパイロがいないメンバーなので、十分にチャンスがありそうです。


5枠9番  ステラライト   赤岡修次
昨年の7月に船橋でデビューした馬。12月から4月まで休養をしており、クラシックには出走していません。休み明けは5着だったものの、そこから古馬戦を含む3連勝を達成。
前走は1頭外にいた馬にスタートで包まれてしまい、前目につけることができませんでした。
元々3連勝したときは全て前目につけていただけに、厳しいレース展開になりました。そこから内々をうまく周っては来ましたが4着に終わりました。
今回は包まれる心配はあまりなさそうです。前目につけてどこまで粘れるかが焦点になります。


6枠10番  ミスマンマミーア   森泰斗
昨年の5月に門別でデビューし門別では3着を外さない安定した成績を残しました。果敢にJRAの競走にも出走し、コスモス賞2着などの戦績があります。
南関で走り始めたのは今年の4月からで南関移籍後は大敗が続いていました。しかし、前走の関東オークスでは3着からは離れたものの、直線でよく伸び4着に入りました。
前走はあまりにも後方からのレース展開だったので、道中中団くらいで待機し直線であの足をみせるとチャンスがありそうです。


6枠11番  マットドック   本田正重
門別所属時には鎌倉記念2着の実績があり、今年に入り南関へ移籍。どのような走りをするか期待していましたが、7頭立ての4着が最高成績で、思うような成績を残すことができませんでした。
5月の東京湾カップ(14着)を最後に門別へ戻ることになり、そのあとは北海優駿5着や北海道競馬のクラシック最終戦である王冠賞2着の実績があります。
それ以来の実戦となりますが、南関所属時に勝負付けは済んだ印象があり、ここからの逆転があるかというと厳しい気がします。


7枠12番  サマルカンドブルー   瀧川寿希也
昨年の12月に大井でデビューし、4月までは複勝率100%と、安定した成績で走ってきました。しかし、5月に金沢に移籍し1度走りましたが殿負け。
今月に入り、大井に戻り1度走りましたが、4コーナーで手ごたえが怪しくなり12頭中9着に終わってしまいました。
あまり前に行くような馬ではなさそうなので、前が崩れた時にチャンスが少し出てきそうですが、前走、前々走の走りを見ると厳しいレースになりそうです。


7枠13番  ビップレイジング   藤原幹生
門別競馬でデビュー後昨年の秋から東海地区に移籍し、今年の東海ダービーを直線一気の末脚を決めて制した馬。
前走出走予定だった名古屋の重賞である名港盃(SP2・1900M)は取消となってしまったものの、今回あえて遠征し、出走してきたなら、問題ないでしょう。
正直、南関勢との力関係はわからないですが、どこまでやれるでしょうか。

8枠14番  ワンダーツー   左海誠二
JRAでデビューし未勝利までは勝ちあがった馬。前走から南関で走り始めました。
前走は浦和のレースを使い、大外枠ということもあり、中々インコースを走ることができませんでした。しかし3コーナーで逃げた馬に並びかけ、4コーナーで振り切り先頭に立つと追い上げてくる馬の猛追を退けて勝利を飾りました。
今回枠順には恵まれず8枠に入ってしまいましたが、前走のように前目につけるとチャンスが出てきそうです。


8枠15番  トミケンジョメルト   矢野貴之
クラシックには届かずに6月からは古馬と戦ってきました。そこからは4着以内で走っており、安定しています。
前走はスタートから前目につけ、道中は外の3番手を確保。直線で抜け出し、古馬との対戦で初勝利を挙げました。
ただ今回は大外枠に入ってしまい、前回と同じレースができるかというと微妙なところです。この馬の地力が試されるレースになりそうです。


今年の黒潮盃は以上の15頭で争われます。黒潮盃は15日の大井競馬第10レースです。11レースではないのでご注意ください。


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全国の大学に在る競馬サークルのメンバーを中心とした競馬を愛する学生たちが既存の競馬ファンだけでなく、競馬をやったことのない人たちにも『競馬の楽しさや素晴らしさを伝えよう!』と立ち上げた学生団体です。

学生競馬ファンのリーディングとして、主に学生を中心とした同年代へ向けて、競馬の素晴らしさ、面白さを様々な視点やコンテンツを通じて紹介し、競馬文化の普及、競馬事業への文化的支援を行うことを目的としています。

オグリの時代に生まれた僕らで
オグリの時代の熱狂を、もう一度。

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