今週の注目2歳戦(9/2,3)

皆さんこんにちは。
副代表の加藤です。
いよいよ、“暦の上ではディセンバーセプテンバー”(feat.あまちゃん) ですね。

とうとう今週で夏競馬も最終週ですが、それでも多くの素質馬が秋開催を待たずに出走してきます。
さらに来年のクラシック戦線を占う上でも重要なレースも行われるので、目を離すわけにはいきませんね。

さて、それでは今週の注目馬をレースごとに見ていくことにしましょう。
今週の2歳戦は全部で18鞍ありますが、まずはこのレースの出走馬から紹介しましょう。


過去にジャングルポケットアドマイヤムーンロジユニヴァースなどのGⅠ馬が誕生している札幌2歳S(GⅢ)。
今年も将来を嘱望される若駒が集まりました。

注目は新種牡馬オルフェーヴル産駒の2頭。
まずは、姉にファンタジーS勝ち馬のタガノエリザベート(父 スペシャルウィーク)とクイーンCの勝ち馬のキャットコイン(父 ステイゴールド)という2頭の重賞ウィナーがいる牝馬のロックディスタウン
前走は新潟開催2週目・外回り・中距離の新馬戦ということもあり、東西から各厩舎の期待馬が揃いましたが、ゴール前で
追い出されると前を一瞬にして交わして抜け出すという強烈な勝ち方で能力の高さをアピールし、勇躍この札幌に乗り込んできます。カギになるのはレース後に減った馬体重の維持と小回りコースへの対応ですが、前者のほうはすぐに回復しており問題なさそうです。また小回りコースへの対応も、父オルフェーヴルがコーナーの急な中山コースを得意としていたこともあり、不安はなさそうです。上手く脚を溜めてその切れ味を活かすことができれば、1800mで施行されるようになって以降では2014年のレッドリヴェール以来となる史上2頭目の牝馬の札幌チャンピオンということになります。個人的にもデビュー前から注目していた馬なので勝ってもらいたいところ。
一方、こちらはそのレッドリヴェールを管理していた須貝尚介厩舎が送り出すオルフェーヴル産駒の牡馬クリノクーニング
前走のデビュー戦では、タガノアシュラの持っていた函館1800mの2歳レコードを塗り替える圧巻のパフォーマンスを見せました。同馬は父オルフェーヴルと同様に、大種牡馬ノーザンテーストのインブリードを持つ血統背景をもっており、デビュー戦での重心の低くコーナリングの上手い走りで後続を一気にちぎり捨てていく走りは、まさにラストランとなった2013年の有馬記念を制した時を彷彿とさせるものでした。前回は産駒初勝利をプレゼントしましたが、今回は産駒の重賞初勝利をプレゼントすることができるでしょうか。
この他にも、そのクリノクーニングと新馬戦で人気を分け合い敗れるも続く未勝利戦を圧勝した、今年のヴィクトリアマイルの勝ち馬アドマイヤリードの半妹にあたるカレンシリエージョ(父 ハービンジャー)や新種牡馬ノヴェリストの半弟で外国産馬のマツカゼ(父 War Front)、ロードクエストの半弟ロードトレジャー(父 プリサイスエンド)、近親にグランプリホースとなったサトノクラウンがいるファストアプローチ(父 Dawn Approach)、さらには前走のクローバー賞で並み居る中央馬を撃破して鞍上の石川倭騎手にJRA初勝利をプレゼントしたダブルシャープ(父 ベーカバド)、コスモス賞で評判馬ステルヴィオを強烈な末脚であと一歩のところまで追いつめたミスマンマミーア(父 タニノギムレット)という道営の2頭にも要注目です。

続いては夏の小倉開催を締めくくる小倉2歳S(GⅢ)。
これまではあまりクラシックに直結する印象のないレースでしたが、昨年は勝ち馬のレーヌミノルが桜花賞を制するなど、どうやらこれからは短距離馬中心の重賞と軽視するわけにはいかないようです。
今年は出走馬全頭が1勝馬と軸になる馬が見当たりませんが、その中でも注目したいのはこれが今年の2月以来の小倉参戦となる藤田菜七子騎手を鞍上に据えるフローラルシトラス。藤田騎手は前回の参戦時にリルティングインクに騎乗して小倉1200mで勝利を挙げています。重賞初制覇がその小倉1200mとなるでしょうか。
これに、前走好内容で勝ち上がった新種牡馬ノヴェリストの産駒ヴァイザーや好タイムでデビュー勝ちを収めた外国産馬モズスーパーフレア(父 Speightstown)、こちらも同じく外国産馬で芝に替わってからの内容が良いアサクサゲンキ(父 Stormy Atrantic)、連闘ながらも降着となった2走前も含めていずれも濃いレース内容を見せている新種牡馬ストロングリターンの産駒ペイシャルアス、メンバー中最多のキャリアを持つタイセイソニック(父 ディープブリランテ)などが虎視眈々と小倉2歳王座を狙います。

最後に今週の注目デビュー馬を紹介します。
今週は札幌で1鞍、新潟で3鞍、小倉で1鞍の計5鞍の新馬戦が行われます。

まずは土曜札幌の新馬戦から。
注目は昨年の2歳王者サトノアレスの半弟で新種牡馬オルフェーヴル産駒のサトノテラス
兄よりも気性は穏やかなようで、初陣を飾ることはできるでしょうか。
これにエリザベス女王杯の勝ち馬であるレインボーダリアの初仔コスモダリア(父 ディープインパクト)や新種牡馬ローズキングダムの産駒アンプロジオ、近親にアロンダイトやマリアライトがいるペイシャキャサリン(父 スマートファルコン)らが続きます。

続いて土曜新潟の新馬戦。
新種牡馬ロジユニヴァースの産駒であるセレブレイトダンスや筆者の一口出資馬の半兄にあたり父と同じ上原厩舎に所属するランスマンがいますが、筆者が一番気になったのはシンボリクリスエス産駒のショウナンパーリオです。
この馬はシンボリクリスエスの1×3という超強力なインブリードを持ちます。本馬の内に占めるシンボリクリスエスの血の割合は実に62.50%。ものすごい近親配合です。某ダ○スタだと牧場長さんから、「うーむ…ちょっとこれは危険な配合ですが」 と言われかねないくらいです。はたしてどんな走りを見せるのか個人的に注目したいところです。

日曜の新潟の芝の新馬戦には、2011年の桜花賞馬マルセリーナの半弟にあたるプロトスター(父 ネオユニヴァース)が先週の新潟2歳Sを制した岩田騎手を鞍上に迎えてスタンバイしています。

そして日曜の小倉には多くの良血馬が集まっています。
まずはパドルウィールの全妹カンズとダイナカール牝系出身で同牝系を知り尽くす天才・武豊騎手騎乗のシャンテューズというクロフネ産駒2頭。今年もアエロリットというGⅠ馬を出しているように、クロフネ産駒の勢いにはいまだ陰りが見られません。
これにフェアリードール一族出身のボリウッド(父 ルーラーシップ)や名門・薔薇一族出身のローズサクシード(父 ワークフォース)など、近年の日本競馬おなじみの母系出身の馬が多数出走します。


これで一通り今週の注目馬の紹介を終えたいと思います。

皆さんこの夏は悲喜こもごも色々あったでしょうが、レースが終わったら心機一転して秋競馬に向けてモチベーションを上げていきましょう。
それではまた!

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全国の大学に在る競馬サークルのメンバーを中心とした競馬を愛する学生たちが既存の競馬ファンだけでなく、競馬をやったことのない人たちにも『競馬の楽しさや素晴らしさを伝えよう!』と立ち上げた学生団体です。

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