第67回キングジョージⅥ&クイーンエリザベスS展望

皆さん、こんにちは。


今週から中央競馬では札幌・新潟・小倉開催が始まり、夏競馬も新たなラウンドへと突入しました。
そして明日は、毎年夏の新潟開幕週(開幕週施行になったのは2006年から)の風物詩となりつつある、日本で唯一の直線重賞であるアイビスサマーダッシュが行われます。

まあ、そちらの予想は別ブログのほうでご覧になっていただくとして、、、
今回取り上げさせていただきたいのは、英国のこの時季の名物GⅠである夏の欧州中長距離王者決定戦 キングジョージⅥ&クイーンエリザベスS です!

このレースは欧州を代表するGⅠレースの一つでありながら、ほぼ毎年のように日本馬が参戦するフランスの凱旋門賞と比べて、日本馬の参戦は数年に一度しかないためにどうしても日本での知名度・注目度は高くありません。しかし近年の勝ち馬からは、2009年のコンデュイット、2010年のハービンジャー、2013年のノヴェリストと、ここ10年の優勝馬のうち3頭が日本に種牡馬として輸入されていたり、2012年の勝ち馬デインドリームはその2番仔が今年日本でデビューを予定していたりと、実は何かと日本とも縁の深いレースでもあるのです。

さて、そんなキングジョージⅥ&クイーンエリザベスS(以下キングジョージに略)の、今年の出走馬についてざっと展望していきましょう。


ハイランドリール(Highland Reel)
牡5 父 Galileo 母 Hveger (母父 Danehill)
愛国 エイダン・オブライエン厩舎

昨年のこのレースの覇者で、名門オブライエン厩舎が送り出す優勝候補の筆頭です。昨年の香港ヴァーズでのサトノクラウンとのたたき合いは記憶に新しいところ。今年はドバイシーマクラシックで不可解な敗戦を喫したものの、その後はコロネーションCとプリンスオブウェールズSを連勝。昨年と違って今年はGⅠ2連勝と勢いに乗って、実に1998年のスウェイン以来、3頭目のキングジョージ連覇という偉業達成に挑みます。

エネーブル(Enable)
牝3 父 Nathaniel 母 Concentric (母父 Sadler's Wells)
英国 ジョン・ゴスデン厩舎 

今年の英愛オークス馬。3歳牝馬ということで古馬勢に比べて負担重量が軽く、最大で約7キロの斤量差があります。斤量差というアドバンテージに加えて、英愛オークスを圧勝した本馬の能力の高さがあれば、まさに「鬼に金棒」か。特に英オークスでは、直線で一旦2着馬に交わされかけながら、直線半ばでもう一度突き放して最後は差を広げるという、まさに勝負根性の塊ともいうべき離れ業をやってのけました。2014年のタグルーダ以来となる3歳牝馬によるキングジョージ制覇なるかに注目です。

ジャックホブス(Jack Hobs)
牡5 父 Halling 母 Swain's Gold (母父 Swain)
英国 ジョン・ゴスデン厩舎

今年のドバイシーマクラシックの覇者。一昨年の愛ダービー馬もその後は勝ち切れないレースが続いた上に骨折で長期にわたって戦線を離脱していましたが、復帰初戦の今年のドバイシーマクラシックを快勝し、世界の競馬ファンに復活をアピールしました。続くプリンスオブウェールズSではハイランドリールに雪辱を許して後塵を拝す形になりましたが、一度使って再び状態は上向いているはずで、巻き返しも可能でしょう。

アイダホ(Idaho)
牡4 父 Galileo 母 Hveger (母父 Danehill)
愛国 エイダン・オブライエン厩舎

昨年のこのレースの覇者で同厩舎のハイランドリールの全弟です。それにしても欧州を代表する大レースで1歳違いの兄弟が対決するというのはとてもロマンチックですね。思わず日本のビワハヤヒデとナリタブライアン兄弟(直接対決はありませんが…)を想起させられますね。そして気になる同馬の実力ですが、GⅡ勝ちの実績はあるものの、昨年の英国ダービー3着、愛国ダービー2着とGⅠにはもう一歩のところで手が届いていません。はたして今回、兄の連覇を阻止して同レースで初GⅠ制覇を飾ることができるのか。要注目です。

ユリシーズ(Ulysses)
牡4 父 Galileo 母 Light Shift (母父 Kingmambo)
英国 マイケル・スタウト厩舎

前々走のプリンスオブウェールズSでハイランドリールの3着に入ると、続くエクリプスSでGⅠ初制覇を達成した今勢いのある上り馬の1頭です。3歳時は英ダービーで上位馬相手に大敗を喫しましたが、ここにきて着実に力をつけてステップアップしてきました。今回強豪相手にどこまでやれるか非常に楽しみです。

マイドリームポート(My Dream Boat)
牡5 父 Lord Shanakill 母 Betty Burke (母父 Choisir)
英国 クライヴ・コック厩舎

昨年のプリンスオブウェールズSで日本から遠征したエイシンヒカリを撃破した馬です。しかしそれ以降は勝ち切れないレースが続いています。今回のレースで強豪相手に一泡吹かせることができるのでしょうか。

シックスティーズソング(Sixties Song)
牡4 父 Sixties Icon 母 Blissful Song (母父 Unbridled's Song)
亜国 アルフレッド・ダジー厩舎

並み居る欧州馬に混じって南米から勇気ある参戦です。実力が通用するかどうか未知数ですが、この大レースに南米からの参戦馬がいるというのは大変驚きです。血統的には父の父2001年の覇者であるGalileoで、母父はアロゲートを輩出したUnbridled’s Songという主流血統も入っていますが、はたしてどういった走りを見せてくれるのか注目です。


個人的な予想としては
◎ エネーブル
○ ハイランドリール
▲ ユリシーズ
△ ジャックホブス
です。


間もなく発走です。
どの馬が勝つのか?

もしかしたらその馬が将来日本に種牡馬としてやってきている…かもしれません。


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全国の大学に在る競馬サークルのメンバーを中心とした競馬を愛する学生たちが既存の競馬ファンだけでなく、競馬をやったことのない人たちにも『競馬の楽しさや素晴らしさを伝えよう!』と立ち上げた学生団体です。

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