RESET!~ダービーウィーク回顧~



こんばんは、日本大学の松野です。






2013年のダービーウィークが終了しました!
あっという間の2週間でしたね注目の日本ダービーはワンアンドオンリーが優勝!管理する橋口弘次郎調教師は、定年まで約2年を残しての悲願のダービー制覇を果たしました。






そして本番・東京ダービーはハッピースプリントが圧勝!
「笑点」でお馴染み三遊亭好楽師匠も応援に駆け付けた辻牧場さんは、日本ダービーにもアドマイヤデウススズカディヴィアスの2頭出しも行い、まさに絶好調ですね。
一方で、今年も残念ながら的場文男騎手の悲願は達成されませんでした。来年こそは…期待しましょう






そういえば3月に僕が書いたブログの記事では、ハッピースプリントとワンアンドオンリー2頭同時に触れていたのを覚えていますか?→http://umacollege.blog.fc2.com/blog-entry-257.html





こんなところにダービー馬のヒントが隠されていたんですね(違う)
ワンアンドオンリーは秋の神戸新聞杯で始動、ハッピースプリントは夏のJDDに参戦する予定です。
今後の活躍にも期待しましょう








さて・・・






「ダービーは最も運のいい馬が勝つ。」






有名な競馬格言の一つですね。
昔から「勝敗は兵家の常…」とも言われますが、ご存じの通り競馬は「絶対」がない競技です。最後の最後までレースで何があるかは分かりません。






競馬の祭典とも言われる日本ダービー。その長いレースの歴史の中では、様々な名馬が誕生しました。






一方で「有力馬の不運」の歴史を忘れてはいけません。
例えば1934年…第3回東京優駿大競走(当時の日本ダービーの名称)で最有力候補に推されていたのは3歳馬にして天皇賞(当時の名称は帝室御賞典)に出走し、前年のダービー馬カブトヤマ以下を破って優勝したミラクルユートピアでした。ところがダービー当日の朝にこのミラクルユートピアは調教中故障を発し、競走能力を喪失してしまいます。結局このまま引退、日本最初の「幻のダービー馬となったのです。




‘不運’という意味ではダービーはその格式の高さから出走を希望する馬も多く最高で33頭が出走する年もありました。これがレース中の衝突や落馬、進路妨害を度々引き起こす要因となり、1949年には2番人気の桜花賞馬ヤシマドオターら3頭が落馬するアクシデントが、1954年にはスタート直後に1番人気ダイナナホウシユウが大きく不利を受けるアクシデントが起きています




また、かつて「ダービーポジション」なる言葉がありました
上記のように多頭数では最後の直線で後方から馬をさばくのは困難。そのためダービーを勝つには「スタートして第1コーナーを回る際に、前から10頭以内の位置取らなければならない」という格言が生まれたのですこれを無視して勝った馬の代表として、三冠馬ミスターシービーが挙げられますね






このようにダービーは各馬能力をフルに発揮できないケースが多く、「最も‘運’のある馬が勝つ」と言われ続けていました。しかし、年月が経つにつれ調教技術の向上やフルゲートが18頭に設定がなされたことから、これら‘不運’の起きる確立は減少していきます






話は変わって。






日高地方にある家族経営の林牧場で誕生した2006年の日本ダービー馬メイショウサムソン
当初1歳になっても買い手がつかず売れ残っていたサムソンは、林牧場を訪れた名伯楽・瀬戸口勉元調教師に気に入られ同じく馬を探していた『メイショウ』の冠名でお馴染み松本好雄オーナーに勧めたところから物語は始まります





『人がいて、馬がいて、そしてまた人がいる』





かつてうまカレブログでも紹介した、『メイショウ』の冠名でお馴染み松本好雄オーナーの座右の銘です。こうして僅か700万円で取引されたメイショウサムソンの獅子奮迅たる活躍は、この場を借りて説明するまでもないでしょう。松本オーナーが重んじる「人とのつながり」を通して誕生したメイショウサムソン。まさに「名馬の物語あるところ人の縁あり」を象徴するエピソードの一つと言えます




今年の日本ダービーも「人の縁」が大きく関わっていました
優勝したワンアンドオンリーは、スタートから掛かり気味に先手を主張し、じわじわとペースを上げながら抜群の手応えで直線に向くと、最後はイスラボニータを競り落としての優勝





前述の通り、同馬を管理する橋口弘次郎調教師は定年まで約2年を残して悲願のダービー制覇同時にワンアンドオンリーの父は橋口厩舎を代表する競走馬の1頭であるハーツクライ。そのハーツクライが2004年の日本ダービーで惜しくも2着だった際の鞍上が、ワンアンドオンリーの主戦・横山典弘騎手その横山騎手は、2009年に橋口厩舎所属のリーチザクラウンをロジユニヴァースで破り、悲願のダービージョッキーとなっています





こうした不思議な「縁」も重なって…見事ノースヒルズは昨年の日本ダービー馬キズナに続いてダービー連覇を果たしたのです






「ダービーは最も‘縁’のある馬が勝つ。」






「ダービーポジション」といった格言が使われなくなりつつある今、新しい「ダービーの格言」としてこんなのはいかがでしょうか?たとえ競馬予想には直接繋がらないファクターであっても、競馬そのものを楽しくさせるファクターとして十分役割を果たしてくれる気がします





競馬予想の観点では過去のものとされるこれら「競馬の格言」ですが、いつまでもファンと競馬の間を繋ぐ「楽しみ方」の一つとして後世に残って欲しいなと、僕は思います













こうしてダービーウィークは終わり、競馬界の新しい1年が始まりました。
2歳新馬戦のスタート…POG新シーズンの開幕です!





5月24日にドラフトが行われた大学対抗POGもすでに順位が変動してます。是非ご確認ください。→http://pogstarion.com/groupuserlist.do?group_num=0528144511





いよいよ来週にはアヴニールマルシェ(母ヴィートマルシェ)が登場。ディープフォルツァ(母チナンデガ)やロジチャリス(母プラチナチャリス)との対決が注目を集めています。必見です!





そんな感じで…本日はここまで。


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全国の大学に在る競馬サークルのメンバーを中心とした競馬を愛する学生たちが既存の競馬ファンだけでなく、競馬をやったことのない人たちにも『競馬の楽しさや素晴らしさを伝えよう!』と立ち上げた学生団体です。

学生競馬ファンのリーディングとして、主に学生を中心とした同年代へ向けて、競馬の素晴らしさ、面白さを様々な視点やコンテンツを通じて紹介し、競馬文化の普及、競馬事業への文化的支援を行うことを目的としています。

オグリの時代に生まれた僕らで
オグリの時代の熱狂を、もう一度。

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